狙われているのは、ベンツなどの高級外国車だけでは、ありません。トヨタのランドクルーザー三菱のパジェロなど、国産の四輪駆動も大変人気が高く、被害が相次いでいます。
では、彼らはどんな手口でクルマを盗むのかといえば、いちばん多いのがカギをかけたままクルマを離れたスキを狙う、というもの。実は、盗難にあうクルマの約半数は、キーのつけっぱなしが原因なのです。
例え数分、数十秒でも、クルマを離れるときは、キーを抜いて、ドアをロックする週間をつけることです。相手は、あなたのクルマをつけ狙っているかもしれませんから、気を抜いてはいけません。
次に多いのは、クルマの窓を少しだけ開けて、駐車場に止めておいたというケースです。夏、クルマの中が蒸風呂化しないように、こうするのでしょうが、窓に隙間を開けるのは「どうぞ、クルマを持っていってください。」と言っているようなものです。プロは「差し金」と呼ばれる針金状の工具を隙間から入れて、あっという間にドアを開けてしまいます。
以上は、被害者のうっかりが原因ですが、ちゃんとカギをかけ、窓をぴったり閉めておいても、盗まれることはあります。
クルマのカギ破りのプロにかかれば、ロックしたドアを開けるのはいとも簡単ですし、ドアが開けば、複数のキーを使うか、配線を直結するかすれば、エンジンがかかります。
というわけで、愛車を盗難から守るためには、最終的には防犯グッズに頼るしかありません。
最新式のものでは、ドアがこじ開けられると、クルマの所有者の携帯電話に異常を知らせる通知が配信されます。同時にエンジンが自動的にロックされ、警報が鳴るというものもあります。これなら、ほぼ完璧といっていいですが、価格は20万円前後とかなり高価なのが難点です。
あまりお金がかからないのなら、ハンドルとペダルを同時にロックする「ペダルロック」がおすすめです。価格は1万2000円前後です。金属製の棒でハンドルとペダルを固定するという単純な装置ですが、たとえ相手が複数のキーを持っていたとしても、肝心のハンドルとペダルが動かせないため運転することができません。
また、外から見て、すぐにロックしてあることが分かりますので、それだけで防犯効果があります。
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